30 年ぐらい前、日本では、男性は 60 さいまで一つの会社につとめるのがふつうだった。そして、女性はけっこんしたり、子どもをうんだりしたら仕事をやめるのがふつうだった。つまが仕事をしなくても、おっとが会社からもらうお金があれば、家族みんながじゅうぶんに生活できたからだ。
お金のしんぱいをしないで家族が安心して生活できたのは、とてもいい時代だった① と思う。今のように、日本のけいざいが悪くなり、仕事でもらうお金が少なくなったり、仕事がなくなったりする時代とくらべると、ずっといいと思う。
でも、そのころ② は、仕事がすきで、男性のようにはたらきたいと思っていた女性には、いやな時代だったらしい。
今は、おっとが仕事でもらうお金だけでは生活できなくなってきたので、女性は、けっこんしてからも仕事を続けるようになった。すると、今度は、むかしとはんたいの考えの人がふえてきた。若い女性は、けっこんしたら家にいて、子どもをそだてながら仕事以外のことでがんばりたいと考えるようになり、わかい男性は、自分も家の仕事ををてつだうから、女性にもずっとはたらいてほしと思うようになってきたのだ。
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